LOADING

CONTENTS コンテンツ

運動科学者 高岡英夫著書『からだにはココロがある』では、私たちの身体に備わる能力は、体力や知力、精神力で成り立つといわれています。プロスポーツ選手や一流アスリートには、さらにもう一つの要素が必要で、「身体に存在するココロ」であるとしています。 

史上初43本塁打&43盗塁達成をし、「that’s incredible!」と称賛されているメージャーリガー大谷翔平選手。動きをみると、変に力んでいないし、動作に無駄がなくスマートですね。身体のつくりそのものは私たちと一緒なのに、何がちがうんでしょう。よく「センスがちがうんだよね。」と簡単に片付けてしますが、そうではなく身体の使い方が違うのです。要は「身体の意識」=(イコール) 一般的にいわれるセンス の仕方です。
この身体の使い方、根本を支配しているのは著書のタイトルにもあるように、からだにあるココロ「意識」なんです。
呼吸を行う前の姿勢を整える時、ヨガのポーズを安定して取る時、身体のセンター(身体の中を貫く頭頂部から内くるぶしを通る足裏1本のライン状)を意識します。つまりココロです。
バランスのポーズなども分かっているけど、うまく維持できない、使えないと、みなさんからよーーーーーく聞きます笑

先天的ともいいますが、後からいくらでも作り変えることは可能だとされています。要はトレーニングで身につけられるという事です。私もヨガをはじめた頃は、ポーズの安定など程遠いものでした。けれど繰り返し行うことで、安定してポーズを取れるようになったんです。
これは、フィジカルだけでなくメンタルにも影響を与えます。メンタルについてはまた次回お話ししますね。

私のクラスは1ヶ月でテーマを決めて行なっています。「毎週違うことをしたいです、ポーズもいろいろ挑戦したいです」とご意見をいただいたこともありました。ですが、変えなかったのは繰り返すことが大事だからです。(もちろん、参加者によって少し内容は変えている場合もあります)クラスで同じことを繰り返しお伝えしていること、同じ動きを繰り返していることは、地味だ退屈だと思っていませんか?私はいまだに新しい自分との出会いがあります。ワクワクしています。
もって生まれた身体意識は、環境や育ち方で変わります。けれどトレーニングの仕方や生き方でもこれから十分に変えることもできます。
ぜひ、からだにあるココロを一緒に高めていきましょう♡
最後まで読んでいただきありがとうございます。

みなさんへ愛を込めて!
megumi